材料として育てられたはずのヒノキ・スギが流通出来ない現状
M様の敷地に植林された木々は数十年の時を経て、建材・家具材として十分に使える大きさに成長
しかし、土場(材木の市場)に出しても赤字になる現状。
そのままにしておくと、木々が成長しすぎて日が入らない状態になったり、強風や豪雨の影響で
倒木になる可能性がある。
ヤマの環境を改善するために、間伐し邪魔にならない場所に集めて腐らせる手法がとられています。
先代の方々が後世の発展のために植林された木々がこのような形になるのは、あまりにも申し訳ないとM様
そこで、伐採したヒノキ・スギの中で、家具として再生出来る木をピックアップして製材
約2年ほど乾燥させて家具へと再生させました。
当初は、ダイニングテーブルのような天板をいかす家具にと考えていたんですが
M様との打ち合わせを重ねる事で、天板をいかす事より、リビングの収納とメインの家具として再生させる
方向にシフトしました。
材料は裏板から棚板まで全てM様のヒノキです。
ある意味とても贅沢な材料の使い方ですが、地域材有効利用と考えれば、とても良い方法だと思います。
家族にとって、想入れのある大切な家具になるのですから。
納品後の状態
テレビが自由に角度をつけて鑑賞出来る事とキャビネットにスマートに収納できること。
配線関係が全て背面に整理できることで、スッキリ見せる事ができること。
家族の小物が分りやすく収納できること。を目的として、デザインしています。